めざせ東海道完歩!日記

東海道完歩を振り返るブログ(記憶の範囲で)

DAY17 内部―関 27km

時は2018.9.26

三日旅程の最終日です。

四日市から昨日行った内部(うつべ)駅までは四日市あすなろう鉄道で。

 

内部駅につくと、都会の四日市とは違い、

なにやら各家庭からお線香の匂いがします。

田舎にあった祖母の家の懐かしい匂いだ。

 

さあ、本日の目玉、杖衝坂(つえつきざか)という急坂へ。

なんと日本武尊松尾芭蕉が杖をつきながら登ったとのこと。

 

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杖衝坂

坂自体はそんなに長くはなかったので助かりました。

 

石薬師宿(#44) までは、国道沿いを行くのですが、

国道沿いの店の廃墟が両側に続き、ちょっと怖い。

この辺の店で働けるバイトがいなくなったんですかね。

 

後方から、おじさんがゆっくり自転車を走らせてきて、

微妙に後をつけられ、追い付かれそうになり気味が悪かったです。

ちなみに歩いたり自電車に乗っている人はほとんどいません。

 

庄野宿(#45) に入り、資料館で一休み。

資料館のおばさんによると、

ここは鈴鹿市なんですが、この辺は高齢者の街で

サーキットで有名なのは市の南部で、若者や子供も多いそうです。

江戸時代には、こちらの方が都会だったのに。

 

そのまま亀山宿(#46) へ、けっこう栄えてました。

町並みもいい感じです。

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亀山

まだ雨は降りだしそうもないので、もう一つ先を目指します。

 

立派な野村の一里塚を眺め、

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野村の一里塚

お昼過ぎに関宿(#47)に到着。

昔の趣を残した街道沿いの家並みに癒されます。

ランチは、そんな家の一軒に入り、こんなお弁当。

 

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お弁当

疲れた体にしょっぱいおかずが最高!

お客は自分だけ。

 

お店を出ると本降りの雨。

関駅から帰宅しました。

 

今回も、両足の親指の爪が死にました。

1時間ごとに靴を脱いでマッサージしたいのに。

靴が合わないのかなあ。