DAY11 島田―磐田 39km
「なんでこんな日に、業後に島田に行こうとしたんだろう? 泣」
時は2016年8月2日
前回から約1年後の真夏。
今回は、1日しか東海道に取れなかったので、
前夜、仕事を終えたら、島田まで行って泊まろう!
ナイスアイデア!
と、
仕事を定時に上がり、品川駅へ。
駅に着くと、黒山の人だかり。
なんと、新幹線が事故?で動いていない。
復旧時間未定、という状態。
過去の経験から、島田のホテル予約しちゃっているし、
東海道歩きたいし。
「これは在来線を乗り継いてでも島田にいくしかない」
と、東海道線に乗り込み、西に向かいます。
大磯あたりで、すっかり車内は人がまばらに。
小田原で新幹線が復旧していたので、
新幹線に乗り換え島田へ。
駅に着いたら大雨で、ホテルまでダッシュ。
翌、8月3日は雨も止み。
大井川へ。
ちょっと気分も上向き。
「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」
と呪文のように唱えながら大井川を渡ります。
流石、デカい!
今回は、熱中症との闘いです。
常に、ポカリ2本を持つように補充しつつ進みます。
金谷宿(#24) を過ぎると、
金谷坂、菊川坂と続く、石畳の急坂。
味がありますが、
石畳というより、丸石を敷き詰めた感じで歩きにくいったら
ありゃしない。
でも、昔の人はここを歩いてたんですよね。
苔が生えたところは滑るし。
気を付けながら、歩を進めます。
凹凸が少ないジョギングシューズで歩いたのは失敗でした。
やっと抜けて、道端に腰を下ろそうとすると、この看板。
休むのをあきらめ、歩き続けます。
しばらくいくと、お茶畑が一面に。
小夜の中山の山肌には、「茶」の文字が。
流石、お茶県。
勝海舟が、明治維新後、失職した徳川家の家臣に茶づくりを勧めて、
静岡がお茶の名産地となったそうです。
日坂宿(#25) は完全に山の中。
なにやらイベントが行われているようなんですが、
なにせ、人がいない。
どこにも見えない。
そのまま素通りします。
掛川宿(#26) に入り、昼食する場所を物色しようとしたら、
どの店も全部お休み中。
確か水曜日だったんですが、この辺全部休みやん。
空腹を抱えてたら、やっと開いているパン屋を見つけて、
中で休憩がてら食べさせてもらいました。
更には、出がけに、保冷剤までいただき、
天の恵み、とはこのこと。
本当に、本当にありがとうございます。
元気いっぱいで、
「東海道五十三次どまん中東小学校」を通ります。
おー、祝!東海道の中間点突破!
袋井市立袋井東小学校で、久津部一里塚の横です。
袋井宿(#27) を通り、
見付宿(#28) を過ぎたあたりから、磐田駅まで、銭湯を探しながらの行程。
でも見つからず。
駅員さんに訊いたら、車でなら行けるということで、ギブアップ。
今回は、トラブルもあったけど、三つの山越え、楽しかったあ。